花散らしの雨が降る前に、桜が満開の安芸の宮島へ行ってきました。
春の宮島は、島へ向かう船からもうピンクに染まっているのが見えました。
紅葉の宮島はあまりに有名ですが、桜の季節もそれはもう美しいのです。
桜を堪能するため通常の観光コースではなく、花見のためのコースを歩きました。
目 次
要害山
まずは要害山
宮島に到着してフェリーを降りたら通常は右に進みますが、正面の道を真っ直ぐ進みトンネルを通ったらすぐに要害山に登る階段があります。
山って言っても、丘程度。
丘の上で満開の桜が迎えてくれました。
厳島合戦(1555年)の際に毛利元就 の陣がおかれていました。
ここの桜と宮島住民の家・桟橋を見渡す景色がいいのです。
観光客もいなくて静かです。
桜と静かな瀬戸内海と対岸の廿日市市の景色
いい感じです。
千畳閣
それから昔ながらの趣がある町家通りを通って五重の塔と千畳閣がある高台へ
千畳閣(豊国神社)は1587年に豊臣秀吉が命じて造らせました。
その後秀吉が亡くなったため、未完成のまま。
そして、あの平清盛が造営した厳島神社を見下ろしています。
その付近からの眺めはこんな感じです。
多宝塔
では、一番行きたかった多宝塔へ。
地元の人は二重の塔と呼んでいます。
多宝塔へは、厳島神社の出口から右へ2~3分歩くと、お店の横に小さな階段があってそこを登ります。
少々ゼイゼイするけれど、是非行かなくては!
風が吹いて、素晴らしい桜吹雪に出会えました。
なんだかこの世のものではないような不思議な世界に迷い込んだ感覚になりました。
地面もピンクに染まっていました。
パワースポット というか、やはり宮島は神の島です。
そうそう、
宮島は神の島だからお墓は一つもない と聞きました。
春の宮島
別の角度から見た春の宮島はこれです。
手前は修復工事中の厳島神社
後ろに見える大きな屋根が先ほど話題にした千畳閣
千畳閣は、秋の景色が素晴らしいのです。
千畳閣の隣りに五重の塔
この度は、華やぐピンクの宮島 と 桜吹雪の宮島を大変満喫しました。
要害山も多宝塔も観光客はほとんどいらっしゃらない静かなスポットです。
うんうん
やはり世界遺産宮島は素晴らしい。
コロナが収まったら、是非いらしてください。
お知らせ
現在修復工事のため、海に立つ大鳥居はこの状態です。
満潮時でも工事の仕事ができるように橋ができています。
工事の完了時期は未定とか。
東京オリンピックには間に合わなかったけれど。
まあ海外からのお客様も来れない状況になったので。。。
かえって修復のチャンスかも ですね。
#桜 #宮島