先日 山口県の岩国城へ行きました。なんとなく入場した城 (入場料 ¥260) の中には、刀が沢山展示してありました。輝いて綺麗な刃に魅了され、素人ですが調べてみました。
まずは 太刀 と 刀 の違い
太刀 は平安時代に誕生。馬上で使うことを想定しており、刃を下にして腰から吊るすもの(佩く という)。展示する時も、刃が下を向いています。刃長はおおむね2尺(約60㎝以上)。
この展示物は 江戸中期のものです。
彫ってある模様が綺麗です。
刀 は正確には 打刀 というそうです。室町以降にできたものです。
足軽が、歩きながら戦うものです。また 江戸時代の武士を思い出してください。いつでも抜けるよう、刃を上にして腰の帯に差していました。刀は 帯刀する、差す と言いますよね。
次は拵え (こしらえ)
鞘(さや)や柄(つか) の部分をこしらえ と言います。こちらは脇差拵短刀と書かれていました。家紋でしょうか?鞘の模様がとても綺麗ですね
それから、以下の脇差ですが、刃文 (はもん) がよくわかりました。 刃の近くのギザギザの模様です。おー
その他、鎧兜 や 槍 火縄銃 が展示してありました。
岩国城天守からの、錦川 錦帯橋 遠くの岩国基地 瀬戸内海 の眺めは素晴らしいので、それを見るだけでも行く価値はあるかと思います。
刀剣や鎧等 もっと詳しく鑑賞したい方は、岩国城へのロープウェイ乗り場付近にある岩国美術館 (入場料 ¥800 )をお薦めします。錦帯橋やロープウェイ 城とのセット券がありますので、上手に利用してください。
真下から見上げた岩国城
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