夜の門司港駅は終着駅の寂しさと、かつて栄えた港町のオーラで心をうつ場所 ~福岡県北九州市~

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門司港レトロ地区

クリスマスのイルミネーションがあちらこちらにありましたが、少し寂しげな水曜夜の門司港レトロ地区を訪れました。
人通りはまばらでした。
本州はすぐそこ、関門海峡に面した福岡県北九州市です。

門司港は明治22年の開港で、大陸との貿易で栄えました。
旧門司税関や旧門司三井クラブ 大連友好記念館 等明治から昭和初期に建てられた建物が堂々と残っています。
建物の中は雰囲気たっぷりのレストランなどになっていて気軽に入れます。
それから「ブルーウィングもじ」という跳ね橋。(1日に6回開閉します)
はね橋が降りて一番最初に渡った恋人は一生結ばれるとか!

門司港名物焼きカレーの店や、超おすすめのパフェ屋さんもありますよ。

門司港駅

レトロ地域で一番自分に響いたのはJR門司港駅です。
この先線路はありません。
終着駅というのでしょうか?
北九州から本州へ渡るのは、港から対岸の唐戸市場(山口県下関)行の船に乗るか、門司駅まで戻って関門海峡をJRに乗ってトンネルで渡るか。
もちろん徒歩で関門海峡を渡れる海底トンネルもあるし、車が通る橋や海底トンネルもあります。
本州はすぐそこです。
門司港駅は大正3年創建で国の重要文化財に指定されています。
老朽化への対応等のため2012年から保存工事が始まり、2019年3月に完成しました。
  

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     夜の門司港駅
忙しい日々の中で、懐かしい佇まいに魅かれます。
そこだけ時間が止まっています。

 

 

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こちらは駅の待合室です。
いらいらせずに、ゆっくり待てそうです。

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これは、電車を降りて改札を出たところです。
木造のクリーム色の構内がいいですね。

ちなみに駅舎の中にスターバックスもあります。
門司港駅の1階にあり、当初の駅の三等待合室を再現していてなんとも落ち着きます。


 門司港は一つ一つの歴史的建物が大きくて広々としています。

昼に歩いたらまた違う雰囲気なのでしょう。
しかし、夜の明かりが灯った港町 それから駅が、なんとももの悲しくて心に迫るものがありました。