運転免許証の自主返納で選べる3つの特典 ~高齢者ドライバーの交通事故防止のため~

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自宅の郵便受けに目を引くチラシが入っていました。
市役所からのお知らせでした。
我が市に在住で、70歳以上の市民の方限定
運転免許証の自主返納をした人は、3つの特典から1つを選べます。

目 次

 

3つの特典

① 市が運行するバスの無料利用者証(交付日から2年有効)
② 交通系ICカード1万円相当(有効期限なし)
③ タクシー利用助成券1万円(申請年度末まで)

70歳以上の方が運転免許証を自主返納してから12ヶ月以内に、「運転免許取消通知書」か「運転経歴証明書」をもって市に申請することが必要だそうです。
*1人1回限り
*代理申請可能だそうです。 (大丈夫かな? もめ事の予感)

こんな特典は初めて知りました。
自分はまだまだそういう年齢ではありませんが、身内に高齢ドライバーがいる人は、運転免許の自主返納を進めるいいきっかけになります。

高齢者の気持ち

高齢ドライバーの方は
「いやいや、私はまだまだしっかりしている。
 車がなかったら、どこにも行かれなくて 不便で精神的に参ってしまう。」
とおっしゃることは、わかりますが。
近頃、運転操作ミスによる高齢者の事故の悲しいニュースが多すぎます。
日頃日常生活はしっかりされていても、一度でもブレーキとアクセルを間違えるなどの事故をしたら、もうそれで大変なことですからね。

     高齢者マークを付けて運転する人のイラスト(クローバー)

自主返納をを勧めたら、たいていの家族間では喧嘩になると聞きます。
実際我が家でも、数年前にそういう経験をしました。
確かに、離れて暮らしていた家族が自主返納を促して、車の運転ができなくなった当初は父は怒り、その後は落ち込んでいました。
そのうちに、タクシーを頻繁に使うようになり、どうにかなりました。
父の住んでいた市では、予約をすると、月に4回まで500円で使える福祉タクシーという制度がありました。
有難い制度で、病院への通院に使いました。

高齢ドライバーの交通事故防止と公共交通機関の利用促進が目的

上記の2つの目的があるということで、いいアイディアだと思います。
3つの特典のうち、①の市バス と ③のタクシーは有効期限があるので、特に③は申請の時期等考えたほうが良さそうですね。
また、交通系ICカードなどは、ついついかわいい孫にあげてしまいそうなので、そのあたりは注意ですね。
交付するICカードの色などは、通常のものと違うのでしょうか?
または、一度市がプレゼントしたものは、どのように使おうと、誰かにプレゼントしようと自由なのでしょうか?

いろいろと勝手に考えてしまいました。
高齢者に限らず、私自身もボーっとして運転することがあるので、気を付けなければ
と思うようになりました。

しつこく書きますが、特典は3つのうちの1つです。
どれを選ぼうか、関係ないのに迷ってしまう私でした。