椿の群生林で自然の力強さと赤い絨毯を楽しむ ~山口県萩市笠山・椿群生林~

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 目 次

萩にある椿の群生林

かなりの暖冬の今年は、自分の住居のまわりで椿が咲き始めています。
そこでかねてから訪れたかった椿の原生林を訪れてみました。
山口県萩市笠山の北端に約25000本のヤブツバキが自生しています。
毎年2月中旬~3月に見頃を迎えて椿祭りが行われます。
私が訪れた1月末のこの時期でも3分くらいは咲いていました。
つやつやした緑の葉と魅力的な紅い花が華麗ですね。

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ここ笠山は萩城の鬼門(北東)に当たり、江戸時代までは樹木の伐採を禁止していました。そのため、自然のまま群生林となりました。
明治になって自生していたヤブツバキが切られることもありましたが、切られても切り株から芽を出し、たくましく花を咲かせ続けてきました。

展望台からの景色

林の中の遊歩道を歩いていたら地上13メートルの展望台がありました。

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展望台からの景色です。
木の高さが庭の椿とは違いジャングルのようで圧倒されました。
曇りの日の夕方だったので薄暗いです。
椿の群生林の向こうに日本海が見えます。

落ち椿を楽しむ

前日が雨だったので、落ちている椿も楽しめました。
花ごとポトリと落ちる椿ならではの楽しみ方ですね。

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あと2週間後くらいが一番いい時期かもしれませんね。
落ち椿がもっと真っ赤な絨毯になることでしょう。
車でも最後は道が細くなるので、なかなか行きにくい場所です。
一人で歩くのは少し怖いような雰囲気もありますよ。
椿まつりの期間中はシャトルバスがでるようなので、よかったら行ってみてください。


笠山椿群生林

#椿群生林 #萩 #笠山