疲れているあなた。京都 大原 三千院を訪れてみませんか?
おすすめをするのには、理由が6つあります。
まあ読んでみてください。
その⑴ 三千院は1年中いつ行っても大丈夫
私が訪れた4月初めは、バス停で降りて三千院をめざしたら、桜はもちろん、菜の花畑が迎えてくれました。三千院の敷地内は、ソメイヨシノ、しだれ桜、シャクナゲ、椿が咲いていました。これから、有清園の苔の緑の絨毯が益々眩しくなることでしょう。梅雨には紫陽花が。それから夏の緑。秋の紅葉は言葉にならない。雪の中の往生極楽院もどんなにシンとしていることでしょう。暑いとか寒いとか言わずに、ありのままの四季を感じてみてはいかがですか?
その⑵ 京都駅からのアクセスは、決してよくありません。
京都市内から大原へは京都バス に乗ります。
京都駅前から17系統 にて約1時間
市営地下鉄 国際会館 から 19系統 にて約23分
私は
国際会館前からバスに乗りましたが、1時間に1〜2本しか便がありませんでした。
京都駅から乗っても、便はやはり1時間に1〜2本くらいのようです。
しかも、座れない可能性も多々あります。
私は、事前にYa◯◯◯の乗換え案内で調べていきましたが、バス停に着いたら、時刻表が違っていました。
京都に着いてから、バスはもう一度確認した方が良さそうです。
京都駅から遠いため、大原へ行ったら別の場所を訪れる時間がなくなります。一日中かかるくらいのつもりでないと、素敵な景色を見逃します。
そんなこんなで、4月に私が訪れた時に、団体のツアー客には会いませんでした。
1日であちこち見て回りたい忙しい人は来ないし、初めての京都旅行の方もここまでくる人は少ないです。
車が少ないため、空気が澄んでいます。そして、どこを歩いても静かです。
その⑶ 大きな店が無い
大きなお土産屋さんは、三千院の門の前くらいで、あとは個人で営業しているこじんまりとしたお土産屋さんでした。
手作りの根付や民芸品、手縫い。後はお漬物屋さんと豆腐にかけるドレッシング屋さん。
京都の街のお土産屋さんよりゆっくり見れるし、味見もできます。
私は、以前から欲しかったわっぱのお弁当を購入しました。わっぱのお弁当箱は、近頃どこでも売っていますが、made in China のものが多いです。
奈良で同じ様な物を購入しようとしたら、¥1000ほど高かったです。店の人によると、奈良の方が、木製品については職人さんのプライド?が高いそうです。
一般的に、木の製品は奈良の方が本場の様です。
私は漆塗りのお弁当箱を買いました。木の香りがして、弁当箱が御飯の水分調整をしてくれるので、炊きたて御飯ではなくても凄く美味しいです。
その⑷ 三千院には色々な神や仏がいらっしゃる
往生極楽院には阿弥陀三尊像(国宝)が慈悲に満ちたお顔で。金色不動堂内には金色不動明王。弁財天。
それからわらべ地蔵には、不思議とひきつけられます。奥の方にも子供のお地蔵様がいらっしゃいました。
神様仏様がたくさんいらっしゃるので、御朱印も3種類ありました。どちらの神様に心を寄せるかは、あなたの状況によるのでしょう。
その⑸ 大原は貴族や修業者、落人が世をはかなんで隠れ住んだ山里
大原にある寂光院は、平清盛の娘であり、安徳天皇の母建礼門院が晩年に隠れ住んだ尼寺です。平家は壇ノ浦の戦いで滅び、建礼門院はまだ8歳だった息子の安徳帝や女官とともに西海に飛び込みましたが、源氏によって助けられたそうです。
平家一門の冥福を祈りながら、ひっそりと余生を送ったといいます。
少々悲しい感じもしますが、心静かに過ごせる時間が流れています。
その⑹ 1人旅が似合う場所
グループで行動している方も見受けましたが、4〜5人で歩いていても、それぞれが別の物を見て、感じている様子でした。
大原には棚田がありました。
又 バス停から三千院までの坂は、急なものではないので歩きやすく、道の横を流れる川が気持ち良いです。
etc.
色々ありますが、時間に追われ人間関係に疲れたら、訪れてみてください。
気持ちがすーっと、変わっていくような気がします。