昨今、ドローンを使った難所の撮影は珍しいものではなくなりました。
人間の力を補助する(重いものを扱うとき、介護現場等)たくましいロボットも、沢山登場しています。
そんな中、人の心を掴むロボットについての解説が、つけっ放しのテレビから聞こえてきました。これが、なかなか面白かったので、紹介します。
「くらし⭐️解説! ヒトと共存 !愛されるロボットの条件は?」というNHKの10分間の番組でした。
そういえば、ソニーのaibo がキュンキュンするほど可愛いと少し前に話題になりました。しかし、本体¥198000の他に月々ベーシックプランにも加入が必要なんですよね。新品のaiboを手に入れて、学習させる、育ててみたい興味はありましたが、費用の面と自分の飽きっぽい性格を考えて諦めました。
SONY hp より
さて、番組内で、ロボットがする うなずき についての研究が示されました。
人間が感じる「好ましさ」というものは、静止しているロボットより、うなずいてくれるロボットの方が1・4倍感じるそうです。確かに、うなずいて自分の話を聞いてもらえたら、いい気分になって、益々話したくなります。
また、自分が話しを聞く立場の時、一緒にいるロボットがうなずいて聞いていたら、影響を受けて、話しの内容を数倍良い方に受け止めるようです。引き込み というものです。
ロボットの うなずき という小さな行動に、人間は知らず知らずのうちに影響を受けているのです。
人間でも、聞き上手の人は、男女を問わず確かにモテます。
また、番組内で愛されロボットの3つの条件が示されました。
⭐️ 見た目の可愛さ
⭐️ 体の動きが肯定的であること
⭐️ 弱さの持つ力
なるほど。特に弱さの持つ力が言及されました。
完全ではない、欠けているところが、愛されます。
例えば、物忘れをするロボット ーえっとー、なんだっけ。あれよ。 みたいな
他には、お掃除ロボットなのに、ゴミの近く まで行っても自分では拾えない など
助けたくなるもの。
お世話をしたくなるロボット 子供をターゲットにしたものや、子育てが終わって寂しくなっている大人は、はまりそうです。ただし、忙しい人は、返ってイライラしそうです。
結局、ロボットと人間の心のつながり は、日頃の人間社会の縮図なんですね。
したたかなモテ女のように、ロボットも時と場合によって、わざと頼りないところを使い分けるようになったら、恐ろしいですね。
そうなったら、人間の負けです。
ゲーム中毒に気をつけましょう みたいに
ロボットに心が操られないように、気をつけましょう みたいな注意喚起がされる日も近いかも〜。
人間の知能 と 弱くて寂しい心 が問われます。
#ロボット #癒し