ドライブ中に 火渡り神事 を見かけて参加してみた話

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炎の祭典 火渡りに遭遇

紅葉狩りのドライブをしていたら、山間の国道沿いで、山伏の出で立ちをした人が集まって派手に火を燃やしていました。
その横では、マルシェをしていて、ラーメンや軽食の販売をしていました。
珍しい光景だったので、近くの駐車場に車を停めて、しばらく眺めてみることにしました。
何だか数人で不動明王のお経を唱えながら、わらや木を激しく炎をたてて燃やしつつ、真ん中に道を作っていました。

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これを見て、阿部寛さんと仲間由紀恵さんの あの面白かったドラマ「TRICK」を連想したのは、私達夫婦だけだったのでしょうか?

そうこうしているうちに火が少し落ち着いてきて、真ん中に灰でできた道ができました。そこを刀を持った山伏が走り抜け、前方の白い布(七難と書かれていたような)を切りつけました。
その後、何人かが続いて、灰の上を「エイッ」と言った後、歩いていきました。

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高齢の女性が多かったようですが、落ち着いて火渡りをしていきました。
ハー すごっ
やっぱり、おそれがある人は灰の上で小走りになってしまい、かえって転びそうになっていました。
先生のような方が
「火渡りは自分との闘い。煩悩をなくして、自分を清める。」
というようなことをマイクで話されていました。

火渡りへの一般参加

その後、見物の皆様もぜひ参加しましょう
という流れになりました。
裸足になって真ん中の灰の上を歩くのです。
灰と言っても、両側はまだ火が燃えています。よろめいたら、服に火がつきそう。
野次馬としてみていた私達ですが。
皆さんが参加するので、興味本位で、やってみることに。
茶色の衣装を身に着けた男性が何かを唱えたあと
「エイッ」
と言いながら背中を押してくれます。
背中を押されたら、もう前に進むしかありません。
左右に火が燃えている道を、訳もわからず裸足で歩きました。
5秒ほどのことです。
己のケガレはとれたかな?
そして、不動明王のお札とお守りの護摩灰を頂きました。
海外からの観光客の方も無言で火渡りをされていました。

あらっ 火傷

その後足を洗って、家に帰りました。
特にお布施や祈願もせずに帰りました。
火渡り修行をしてから30分後。
右足の裏がヒリヒリしてきました。
やはり気づかぬうちに、火種を踏んでいたらしい。
軽いやけどをしていました。

家にあったタイガーバウムを塗ったら翌日には治りましたけど。
何とも ハハハー
な体験でした。
私は凡人なので、にわか修行には向いていない ってことでしょうね。

因みに場所は、廿日市市小瀬川温泉隣の 泉光寺護摩堂 でした。
自然との共存、畏敬の念 心の安定浄化 を感じ取る場所 です。