11月19日現在 今が紅葉の見頃です。
山口県長門市深川湯本にある大寧寺
広い境内にある真っ赤なイロハモミジや黄金のイチョウが美しい場所です。
目 次
大寧寺
曹洞宗屈指の名刹です。
1410年 守護代鷲頭弘忠が創建
大内義隆と家臣の墓、萩藩重臣の墓地があります。
大寧寺川に架かる盤石橋と虎渓橋
寺の前を流れる清流大寧寺川には磐石橋と赤い虎渓橋が架かっています。
特に磐石橋は大小の自然石を組積みしたもので、1668年に建架され、1764年に再建架されました。
大変文化的に価値のあるものです。
江戸時代に積まれた石の橋が現存しているなんて驚きですね。
橋は特に雨の日は滑りやすく、また凸凹して歩きにくいのでご注意くださいませ。
磐石橋(手前)と赤い虎渓橋 と紅葉
清流大寧寺川に向かってのびるモミジと川向こうの山の緑
釈迦三尊と十六羅漢像
造立年は1677年といわれています。
苔に覆われて紅葉を背にした姿はありがたく、趣がありますね。
十六羅漢は永くこの世にとどまって正法護持の任にあたる聖者で、よく見るとそれぞれが味のある個性・表情をもっています。
お地蔵さんと紅葉
苔むす境内にたたずむ沢山のお地蔵さん
地元の方々がかぶせてくださったお地蔵さんの赤い毛糸の帽子と紅葉が良く合います。
微笑ましい光景です。
山口県では1.2を争う紅葉の名所で沢山の人が訪れますが、それでも境内は広いので静かです。
長門湯本温泉あり
近くには長門湯本温泉があります。
温泉はおよそ600年前に大寧寺の「定庵禅師」が住吉大明神のお告げによって発見されたものといわれております。
そういうわけで温泉の泉源は現在でも大寧寺の所有です。
温泉の湯はアルカリ度が高く、トゥルトゥルしています。
確かに肌がツルツルすべすべになります。
東屋