京都 嵯峨野 常寂光寺 で新緑と苔の緑にどっぷりつかろう! 御朱印もね。

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目 次

 

「そうだ 京都、行こう。」2019初夏キャンペーンTVCM「苔と新緑編」

「そうだ 京都、行こう。」2019初夏 に見たことのある風景が!
このゴールデンウィークに自分が偶然訪れた 常寂光寺 です。
常寂光寺は『百人一首』に登場する小倉山の中腹にある、日蓮宗の寺院です。
静かで、風情があって、緑が大変美しいお寺でした。
やっぱり苔と新緑の名所だったのですね。
仁王門がなんともいえずいい雰囲気を出していると思ったら、珍しい茅葺の屋根です。貞和年間(1345〜49)に建立され、移築されたもので、境内の中では一番古いものです。

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       仁王門
 

仁王門をくぐり、石段を上がると、本堂があります。

 

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石段の脇の苔が見事でした。
木漏れ日がまぶしかったです。

本堂の背後の階段を上がると、均整のとれた美しい多宝塔が建っています。

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多宝塔の後ろにも上り坂があります。
上まで登ったら眼下に嵯峨野の景色が見えて、大変気持ちがいいです。

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遠くに金閣寺が見えたような。
気のせいかな。方角的にはあり得ます。

静かな場所

京都の嵐山駅周辺は、東京・原宿のような人混みでしたが、常寂光寺 まで歩いて訪れる人はまばらでした。 
世界中からの観光客が多くて賑やかな渡月橋付近ですが、天竜寺 を過ぎ、竹林を通り抜けて、嵯峨野の常寂光寺 まで来ると、とても静かです。
ここまで来るのに、景色をみながらそこそこ歩きますからね。
京福嵐山本線 嵐山駅からおおよそ徒歩20分です。
せっかくだから天龍寺や竹林も外せないので、何だかんだで2時間以上は歩く気持ちで行ってください。

新緑と深い緑が美しい場所

常寂光寺は、青紅葉 と 苔が大変美しいところです。
これだけモミジがあるのですから、秋は真っ赤になります。
5月は、緑が清々しくきれいで、空気も澄んでいました。
仁王門 多宝塔 まっすぐ伸びる階段 それを覆う木々 苔 斜面 が見事に調和していました。
木漏れ日のあたった緑と、深い緑 様々な緑の調和にうっとりしました。

以前に参拝した銀閣寺の苔も大規模で見事でしたが、ここ 常寂光寺  の人が少ない ひっそり感はかなり癒されます。

ただ、小倉山山腹に位置するお寺で、境内は、階段が多いです。
覚悟して行ってください。

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   「そうだ 京都、行こう。」のCMに出てくる動画は階段を上がったところから仁王門を振り返っています

掘りたての筍

その日は、境内で、掘りたて筍の煮物を売っていて、味見をしたら美味しかったので購入しました。(食いしん坊\(^o^)/)
山椒がよく効いていて、薄味で柔らかかったです。
嵯峨野のお店で製造したものでした。
筍を売ってらっしゃた方は
「お寺の和尚さんが掘ったたけのこ」
とおっしゃっていましたが。
ほんとうかな?
京都の方は商売上手だから。
おいしかったから、そのあたりは軽く流します。

京都は苔の生育に適した地形

京都は、苔の美しい場所が沢山ありますね。
単純に湿度が高いのでしょうか?
雨の多いイメージはありませんが。
京都は山際で、地形的に湿気が溜まりやすく、苔が生(む)しやすい場所なのだそうです。
はは どうりで。
京都で一人暮らしをしている大学生の部屋にカビが生えた という話を聞きました。
不動産屋さんに相談したら
「京都はそういう場所です」と言われて終わったとか。
観光で行くのと、暮らすのは、色々違いますね。

常寂光寺 御朱印

御朱印は書き置きのみでしたが、入り口で頂けました。

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      小倉山と書かれています。

 

京都は、ふらっと歩いていて訪れるこじんまりとした神社仏閣に、すごく惹かれる・思い出に残る場所が多いです。
自分的には、近くにある世界遺産 天龍寺の庭園よりも、常寂光寺 の緑の中を登っていく階段の風景の方が印象強く残っています。
感じ方は人それぞれですけれど。
きっと、観光客がほとんどいないことが、本来の京都の良さを感じられるからでしょうね。
京都の歴史を感じながら、雰囲気に浸るには、バスが停められる参拝者用の駐車場がない 神社仏閣 が狙い目かもしれませんね。
不便と沢山歩く覚悟は必要ですが。

 

 

www.nitinitikorekouniti.net

 

 

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