山口県にて
JR山陽本線を下車して、
新山口駅の改札を出たら
『垂直の庭』の圧倒的な緑が目に飛び込んできました。
立体的な緑の壁の下には、大きな窓からローカル列車の線路の風景が。
そして、そこに座って待ち合わせたり、スマホに目をやる人。
人々というほどの人数はいません。
人はまばらです。
なんだか、特別な空間です。
駅 ということを忘れます。
贅沢ですね~。
しかもしっかりと水やりがされていて、水が壁から滴っていました。
周りを見渡すと、約100メートルの通路の壁面が緑でおおわれていました。
地元の皆さんはそのまま特に気にもかけずに歩いていましたが、私は1人で感動して、近くにあった観光案内所で聞いてみました。
垂直の庭
観光案内所の方がパンフレットをくださいました。
2015年完成の庭園
山口県の植物 およそ140種が生きていて、季節ごとに花が咲いたり、違った表情を見せてくれるそうです。
垂直庭園のパイオニアとして世界的に活躍する植物学者 パトリック・ブランがデザインしたアート です。
観光案内所の方は、
「パトリックブランの作品は東京にありますよ」
と あっさりおっしゃっていましたが、私は初めて目にしたもので、たいへん感動しました。
なんていっても、生きている植物の緑は目に優しく、そこの空気が綺麗で何とも気持ちが良いです。
夏の暑さも和らぎます。
新山口駅について
皆さんには馴染みのない駅ですが、新幹線のぞみも停車します。
新幹線側の改札付近は割と普通なのがチトおしいところです。
駅構内には、サイクルピットもあります。
キレイな海とカルスト大地がある山口は、自転車で走るのに気持ちのよい場所がたくさんありますからね。
新山口駅が想像以上にキレイで、へぇー ヘェ~ を連発した私でした。