軽井沢 初夏から夏の別荘 苔むす庭の風景が忘れられない

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6月も半ばになると、夏休みの旅行パンフレットや塾の夏期講習やら。世の中が夏の計画でざわついてきますよね。

私は、夏になると、軽井沢へ行かないと気持ちが納得しません。なぜなら、18才まで軽井沢の近くで暮らしていたので。別荘地の、このスーッと伸びた樹木と苔の庭園の景色が懐かしくなります。軽井沢の原風景はこれです。

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避暑地 軽井沢の始まり

カナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏が1886年(明治19年)に当地を訪れ、その美しい自然と故郷 スコットランドに似た気候に感嘆しました。それから家族、友人たちに軽井沢をひろめました。ショーが夏に避暑に訪れ、簡素な別荘を建てたことにより、外国人達が別荘を建てるようになったと聞いております。

散策のお勧めはこの場所 

多くの人が訪れる旧軽井沢 銀座通りから5分ほど歩くと、写真の景色となります。

商店街の喧噪が嘘のように静かです。

旧軽井沢銀座通りを登って行くと、大抵の方はつるや旅館辺りを目安に折り返していきます。
しかし、ショー記念礼拝堂、ショーハウス記念館はこの先にあります。

ショー記念礼拝堂へ行くのも良し。昨年、私はその手前を右に曲がって小川を渡りました。川沿いを下ってくると、そのあたりは古くからの別荘が点在しています。小川から離れて戻ろうと右折して何となく歩いていたら、天皇陛下と皇后陛下の出会いの場所と言われている軽井沢会テニスコートへたどり着きました。テニスコートは軽井沢銀座通りのお隣にあります。
f:id:nitinitikorekouniti:20180617133153j:image 旧軽井沢銀座周辺

万平ホテル周辺も気持ちの良い場所です。車が通りますので、お気をつけください。

別荘建築には条例でルールがあります

町が制定した条例において、別荘の敷地の最低面積を定めています。

また都市計画法よりも厳しい建蔽率・容積率が制定されております。

それから、道路および隣地からの建物の後退距離、外壁や屋根の色の制限があります。屋根に勾配をつけ軒先を出すことや、敷地との境界には塀を設けないこと、樹木はなるべく残す努力をすることなど~。

この自然に馴染む街並みは、行政や地元の人、別荘の持ち主によって保たれているのです。

この点から考えると、やはり別荘は贅沢なもの  特に軽井沢に別荘を持つのは特別なことなのですね。
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軽井沢の観光スポットは色々

北陸新幹線で軽井沢駅に降り立ったら、adidas やらNIKE  等の大きなアウトレットモールが目に飛び込んできます。アウトレットモールと言っても、軽井沢なので、もともとそこにあったゴルフ場を活かして、芝生や池があります。そこを歩くだけでも気持ちよく、1日が終わります。軽井沢プリンスショッピングプラザは 約26万m2  約240店舗 が営業しています。

敷地が広いので上手に回らないと、途中でギブアップとなりますよ。

ショッピングもよろしいですが。

又、北軽井沢 や南軽井沢 等の呼び方で、住所をよく見たら??という場所もあります。(中軽井沢は昔からの避暑地です)

軽井沢近隣でも充分夏は涼しいので、そちらで面白そうなアクティビティに参加するのもあり、です。

私個人としては、明治時代からの 苔に覆われた別荘地を散策して、避暑地の空気をいっぱい吸収していただきたい と思います。

軽井沢観光協会お勧めのガッツリ2-3時間歩くコースもあります。まずは、旧軽井沢銀座通りの一本離れた道を歩いてみることがよろしいと思います。