いきなりNHK大河ドラマ 【日曜 夜8時~】 の話題です。
「西郷どん」を ご覧になっていない方には、今までのストーリーがわからず、なんのこっちゃ ということになりますが。
今回、西郷と大久保の二人の別れのシーンがメインでした。
欧米の視察から帰り、強い日本をつくるため、一部の国民よりも富国強兵に力を注ぎたい大久保利通 と
国民優先・朝鮮に残っている2000人の民を救うために、朝鮮に使節を派遣しようとする西郷隆盛(歴史では征韓論 と言われています。)の激しい対立がありました。
大久保の回りくどい策に、真っ直ぐな西郷が破れて、新政府を去り鹿児島へ帰る前に2人で気持ちをぶつけるシーンがあります。
西郷を演じる 鈴木亮平さんと大久保を演じる瑛太さん の演技が良すぎて、涙してしまいました。
歴史に興味のない人でも、2人の男の目指す道と友情のドラマ と思って再放送でも覗いてみてください。
鈴木亮平さんの
大きな声 大きな体
熱さ 優しさ 人を愛する演技
瑛太さんの
目の動かし方
賢くて不器用な人間を表現するうまさ
冷たくしながらも相手を思う気持ち
演ずる2人のうるんだ瞳や、つばをとばして語る様子
迫力満点でした。
歴史上の出来事と合っているかは別として。
このシーン 引き込まれましたー。
鈴木さんと瑛太さんの表情が交互にアップで映り、西郷どんの番組史上 一番の名場面でした。
この後 西郷が西南戦争で命を落とすことを、それから大久保が暗殺されることを、ほとんどの視聴者が知っているだけに、胸にしみました。
因みに、鶴瓶さんが演じる岩倉具視 は、どうも違和感がぬぐえません。
NHK番組「家族に乾杯」とかぶります。
それから、塚地さん演じる使用人の熊吉さんが、味がありすぎて大好きです。
NHKの番組で塚地さんが
「俺は最後まで生き残るんですよー」
とポロッとおっしゃっていました。
幕末から明治にかけて、たくさんの武士が命を落としました。
西郷はそのことを、ずっと心に刻んで背負っていました。
当時は使用人 や 商人 農民のほうが、貧しくとも細く永く生きられたのでしょうか?
太く短い人生 と細く永い人生?
大晦日に食べるのは、うどん か 蕎麦 か?(笑)
あなたはどちらをお望みでしょうか?
変な方向へいきましたので、ここで終わりにします。